営業・企画営業(法人対象)の仕事内容と年収
営業・企画営業(法人対象)の仕事は、独自性が求められる営業になります。
自社の商品や製品を法人向けに販売するにあたって、新たな営業手法を見出して売り込みをおこなう部署になります。新製品などが出たことをイメージすると良いでしょう。また、既存の営業手法では行き詰まりを感じた時など、別な販売手法が必要になります。
例えば、不動産業の会社が特定の業種をマーケットに営業活動していたが、毎年目標を割るようになったので、別の業種にターゲットを切り替えて、一から営業のシナリオを組み立てることを考えます。それは、トークもパンフレットも変える必要があり、それを実践して成果に至るまでを検証し分析を繰り返します。
営業であることに変わりはありませんが、時代を読んだり、一手・二手先を読む能力を要求される仕事なので、やりがいを感じるでしょう。
必要な知識・スキル
営業・企画営業(法人対象)は、マーケットを広い視野でとらえ、そうして考える能力が必要になります。
営業の知識や経験はあれば良いといった程度で、人に言われて動くタイプは無理な仕事です。
様々なデータの分析も必要になりますので、パソコンは必須でワードやエクセルを使いこなせる必要があります。
また、新提案のプレゼンテーションとなれば、企業トップや役員一同が集まる会議室で説明をしなければなりません。物おじしない度胸も求められ、パワーポイントによる解説など、コミュニケーション能力も備わっていることが重要になります。
仕事の適正
営業・企画営業(法人対象)は、発想がユニークな人に適した仕事です。
信じたことは、誰か何といっても取り組む、ある意味で一途な頑固な人が向いています。ただし、人の言うことは素直に聞く謙虚さは必要です。
また、発想も大切ですが、数字や論理を組み立てて結論に導く緻密さも求められます。
そうして、机の上で組み立てられたものを、実際に現場に出て試してみて、欠落しているものを発見し、追加するといった行動力も必要です。
小さい時から、富士山の形は円錐形だけではなく、真上から見たら円だと言っているような人が適しているのです。
年収の目安
営業・企画営業(法人対象)は、未経験で採用されると一般の営業と同じで月収で20~25万円程度からスタートします。
すでに、実積のある場合は年収600~800万円でしょう。ただし、インセンティブが付く場合があります。
転職お役立ちガイド編集部
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