2016.05.05職種の紹介

人材紹介、派遣コーディネーターの仕事内容と年収

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人材紹介、派遣コーディネーターとは、企業で求めている人材と仕事を探している人双方に働きかけ雇用契約を成立させる仕事です。人材紹介の場合には正社員紹介も含まれますので、その場合は企業から求める人材についてのヒアリングを行い、条件に一致する求職者に紹介をし、面接を設定、採用決定後に給与・入社日・その他諸条件を交渉した後に紹介料という形で一定の報酬を得ます。

派遣コーディネーターの仕事は、雇用契約を成立させるのが仕事の一部ではありますが、派遣契約の締結となりますので通常は時給・仕事開始日・契約期間などの条件を交渉します。派遣契約は1ヶ月から長くても6ヶ月の期間で更新制ですので更新時に双方の意思確認をしたり、派遣スタッフから何か仕事上で相談がある場合にはヒアリングを行い、派遣元企業に確認・改善を申し入れることもあります。また、紹介予定派遣という制度もあり、一定の派遣期間後にその派遣先の企業で正社員で採用になる予定の案件も扱う場合があります。その際には採用した企業から紹介料という形で報酬を得ます。

必要な知識・スキル

人材紹介、派遣コーディネーターには特別な資格は必要ありませんが、経験が長くなると派遣コーディネーターの場合は派遣元責任者の研修を受けることとなります。派遣会社の事務所の人数に対し一定数の責任者が必要になりますので、前職で研修を受けていると多少有利になる場合があります。また、厚生労働省で資格認定を行っているキャリア・コンサルタントの資格を持っているとアピールにはなります。労働に関する法律に詳しいことも必要とされる知識ですので社会保険労務士などの資格が生かせる場合もあります。
それに加え一番必要なのは営業スキルです。対人業務ですので、営業経験者であると非常に有利です。

仕事の適正

人材紹介、派遣コーディネーターに共通していることは、コミュニケーション能力と交渉力です。企業と仕事を探している人の間に入り双方にとってベストな選択となるように動くことにより顧客満足度が上がり、さらにそれが契約の成立に直接繋っていきます。人の話を聞き理解できる能力、アドバイスが的確にできるという対人業務を得意とする方に適正があります。人相手の仕事ですので時には感情面でクレームに発展することもありますが、そのような場合でも冷静に対処・解決できる能力が必要です。
交渉力ですが、これは企業、求職者に対して仕事内容や給与の交渉など双方の希望に沿って契約をとりまとめるために必須です。

年収の目安

人材紹介、派遣コーディネーターの給与の目安は未経験者の場合は残業代などを含めると年収400万前後です。
人材紹介業でコンサルタントになる方は一部成功報酬制を導入する会社もありますので、多い人では年収1000万を超える場合があります。

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