ホテル・旅館フロントの仕事内容と年収
ホテル・旅館フロントの仕事はお客様が来館し、受け付けを行い、お部屋まで案内をするのが表で見える部分ですが、実際の業務は多岐に渡って多く行っています。
例えば、受け付けの際に使用するチェックインカードや宿帳などは、フロントの社員・従業員が前日などにパソコンより当日来館予定のお客様の情報を拾ってプリンターなどから出力したりして用意をします。その用意する際には、色々なお客様がいるために一件一件確認し、準備物なども用意・手配を行います。それと当時に翌日のお客様へのご案内書なども作成を行ったりします。それ以外にも、役割分担はありますが、館内の見回りや、簡易清掃など担当者のみでは足りない部分のサポートなども行います。業務量が多いのも特徴ですが、お客様と一番最初に接する大切な場所での業務のため、何度も確認を行います。そしてなによりも意識として大切なのがホテルの顔ということを忘れてはいけませんし、その分やりがいがあります。毎日同じようで同じ日が無い仕事がホテル・旅館フロントの仕事です。
必要な知識・スキル
ホテル・旅館フロントで必要な知識・スキルは、本当の「笑顔」ができるかどうかです。
この仕事が初めての方でも、必ず「笑顔」を作ることはできます。お客様を「笑顔」で迎えることによってお客様からの第一印象は変わってきます。お客様は通常ホテルを利用する目的の多くは、「安らぎ」にきます。ホテルの入り口であるフロントで「笑顔」が出来れば、それだけで「安らぐ」ことができます。次に必要なことは、「挨拶」です。はっきりと聞こえる声でお客様に「挨拶」を行うことにより、会話の糸口となります。コミュニケーションを取ることによってお客様へは安心感へと変わってきます。笑顔と挨拶ができるスタッフは、自然とお客様との会話・接客も出来る様になってきます。
仕事の適正
ホテル・旅館フロントでの仕事の適正は、年齢に関係なく、お客様への心遣い・気遣いがどれくらいできるかにかかわってきます。例えば、お客様の誕生日が近いと分かった時に、ただ、「おめでとうございます」の言葉だけでなく、せっかく当施設を選んできていただいているのだから何か出来ることはないかなどの配慮が考えられるどうかです。また、色々な物事に気付けるかどうかも自分に適性があるか判断するには重要です。ただ、接客が好きだから、かっこいいからなどでは、自分主体であるためにお客様は喜んでくれません。
一番重要なのは、お客様の気持ちに気づくことができて心遣い・気遣いができるかです。
年収の目安
ホテル・旅館フロントの仕事は、一般的にはサービス業と言われる分野に入ります。
正直、大学卒業での入社で16万から20万といったところが目安です。ボーナスについては、大抵の企業で基本給が低くなっているために、年間1.5か月~2.0か月も支給されればいい方です。
転職お役立ちガイド編集部
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