2016.05.11職種の紹介

医師の仕事内容と年収

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医師とは病気や怪我の治療を専門職にしている人のことで、より正確に言えば、医師法に基づいて医療行為を行う者のことを指します。
その中でも、免許を取得しながらも実践経験が乏しいために、上からの指導を受けながら治療に当たっている者を研修医、研修期間を終えて大学病院や私立病院で勤務するものを勤務医、自ら病院の経営をしている者を開業医と呼ぶのが一般的です。
その仕事の内容は、訪れた患者に症状を尋ねて診察をするとことから始まります。必要があれば各種検査を行って、原因の特定に努め、そして、出た結論に基づいて注射を打ったり、点滴をしたりという医療行為を行うのが主な仕事です。また、家庭での治療も必要だと判断すれば、患者に渡す薬を調剤薬局へ指示します。さらに、症状が深刻な場合は、手術を行う場合もありますし、自分の手に余ると判断すれば他の病院に紹介状を出すこともあります。

必要な知識・スキル

絶対になくてはならないものはと言えば、なんといっても医師免許です。これがなければ一切の医療行為はできません。
この資格を得るには大学の医学部を卒業して国家試験に合格する必要があります。
しかし、厳しい試験をパスしても医師としての素質に欠ける人は少なからずいます。それは、コミュニケーション能力です。いくら専門知識を持っていても対するのは人間です。患者と円滑な人間関係が結べないようでは、治療行為もはかどらないでしょう。さらに、怪我や病気で患者がナーバスになっている時はなおさらコミュニケーション能力が大切になってきます。

仕事の適正

医師はまず、聞き上手でなければなりません。患者が苦しんでいる原因を特定するのに型通りの診察や検査だけでは限界があります。まずは患者の話の微妙なニュアンスを聞き逃さず、症状の原因について目安をつけていかなければなりません。
さらに、人生や命を左右する仕事なので世の中の役に立ちたいという使命感と、いざという時に決断できる度胸は必須です。患者の命が危ない時に、保身に走ってしまうようでは失格と言えるでしょう。
そして、医学は進歩を続けているので常に新しい知識を取り入れようとする学習意欲の高さも欠かせないでしょう。

年収の目安

医師の年収は勤務先によって大きく変わります。大学病院の場合、研修医の段階で300万円から400万円、そのまま大学病院に残ると30歳前後で500万円から600万円程度です。
一方、開業病院に勤務すれば、年収は1千万円以上になるケースが多く、自らが開業した病院の院長ならば3千万円を超えることも珍しくありません。

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