購買、資材調達の仕事内容と年収
購買、資材調達部門の仕事は、製品開発において技術部門に部品の情報提供を行ったり、決定された部品を資材メーカーから購入したり、またその仕入先の選定を行ったりすることです。新製品については、新部品の採用可否に関して技術部門と協力して品質と価格と供給能力の観点から参画し、既存部品に関しては、部品メーカーの供給スケジュールと自社の生産スケジュールを調整しながら、適正な時期にデリバリーされるように納期管理を行います。
また、これらの取引に関して仕入先と取引基本契約を結び、価格交渉をや納期交渉を行うのも役目です。企業によっては、メーカーの製品に使われる材料だけでなく、会社が購入する一切のものを購買、資材調達部門を通して行うようにしている場合もありますが、主として企業の生産と仕入先のつなぎ役であるとともに原価を決める重要な部署です。
必要な知識・スキル
購買、資材調達部門で働く場合に必要とされる知識やスキルは多岐に渡ります。まず、購入する材料や部品に関する技術的な知識を有していることが必要です。この能力がなければ、品質の見極めや適正な価格交渉ができないからです。
また、自社生産と仕入先をつなぐ重要な仕事であるため高度な調整能力、計算能力も求められます。
さらに、近年は材料や部品を世界中から仕入れるのが当たり前になっていますので、バイヤーとして外国語で交渉できる能力が求められる場合も多いです。さらに、仕入先との契約事務も行うため、法務の基礎知識も求められます。
仕事の適正
購買、資材調達の仕事の特徴は、会社の売上げや品質ロスに直結しているという点です。特にメーカーが量産品を扱う場合、部品が納入されないことによる生産ロスは経営に大きな影響を与えますし、品質の悪い部品を仕入れてしまえば品質問題が経営を直撃します。そのため、あまり大ざっぱな性格ではこの仕事は務まらないでしょう。つまり、先まで計算できる冷静さを持っていることが適正といえるでしょう。
反面、納期の決定や価格の決定においては、不確定な情報をもとに将来の条件を決めなければならないことも多く、決断力があることも適正の一つです。
年収の目安
購買、資材調達を置いている規模の会社であれば、入社数年で年収400万円程度が収入の目安でしょう。組織長になれば1000万円以上も可能です。

転職お役立ちガイド編集部

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