集団面接で印象を残す!気をつけるべきポイントとは
集団面接は多くの応募者を絞り込みたい場合や時間の短縮等に有効なため、主に新卒採用で行われています。しかし、比較的新卒に近い第二新卒と呼ばれる若い人を対象とした採用や、まれに中途採用でも集団面接の形式をとるケースがあります。
他の応募者と差をつけるためにはどのような対策が必要なのでしょうか。
今回は集団面接で面接官に良い印象を残すために気をつけるべきポイントをご紹介します。
限られた時間の中でいかに簡潔にまとめられているか
集団面接では要領良く話を整理し相手に伝える表現力があるかどうかを試されています。
集団面接で与えられる回答時間は通常1人につきだいたい30~45秒です。言いたいことをダラダラと話すだけでは面接官にうまく伝わらないばかりか悪い印象を持たれてしまいます。
中途採用の場合は、これまで携わってきた仕事の内容、志望動機、自己PR等を尋ねられることでしょう。面接を受ける企業にとって自分の人格や経験、能力がどのように役立つのかに重点を絞って簡潔にまとめるようにしましょう。面接に通らない人にありがちな複数の企業に同じ回答を使いまわすなんてことはこれでできなくなります。
また結論から述べるようにすると要点が掴みやすく好印象を持たれます。
周囲への気配りができているか
集団で行うからこそ見える周囲との関わり方もチェックされています。自分を選んでもらいたいという気持ちばかりが先行して悪目立ちしてしまうと逆効果です。
集団面接では相手の意見を聞く姿勢をみられていて、先に話した人の意見を受けてどのように考えるか意見を聞かれることがあります。他の人が回答している間自分が次に話すことを考えていると話についていけなくなってしまうので注意が必要です。
また、他の意見をきちんと聞いていないと同じことを繰り返し言ってしまうこともあります。他の人の回答と変化をつけるためにもしっかり聞いておきましょう。
中途採用では基本的なビジネスマナーを身につけた人と競うことになります。その中で目をつけてもらうためには、明るく生き生きとした表情、ぴんとのばした姿勢、冷静ではきはきとした受け答えを強く心がけましょう。集団の中で良い雰囲気づくりができていると評価されることに繋がります。
回答にオリジナリティがあるか
集団面接では自分の回答と同じことを他の人に言われてしまうということも起こり得ます。そんな時に慌ててしまわないためにも、回答の中にオリジナリティを盛り込んでおくと良いでしょう。
例えば自分の長所を尋ねられた時に、その長所が前職で役立った具体的な事例や採用されたらどんな風に活かせるかを付け加えることで独自の回答となります。
また、集団討論のような形式の場合、他の人と同じ意見でも違う視点から話を切り出したり、全く違う見解を臆せず伝えたりできるよう普段からトレーニングしておくことをおすすめします。
集団面接では周りとの相対評価で合否が決まります。他の人の回答時間を圧迫しないよう配慮した簡潔な回答が好まれます。また自分の意見ばかり推すのではなく、他の人の発言も取り入れながら独自の回答を導き出せる能力をみせて周りに差をつけましょう。
他の応募者をおしのけて面接官の目の前の椅子を奪ったところでマイナスポイントにしかなりません。面接の中のやりとりで目立てるよう準備を万全にしておきましょう。
転職お役立ちガイド編集部
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集団面接ばかり受けてます。ほかの人いるとどうにも苦手ですね。 まあ、仕方ないですね。
就活頑張ります!
集団面接難しいです。
人の目や耳が気になり。
就職に向いてないのかもですね。