アプリケーション開発(オープン系SE・PG)の仕事内容と年収
アプリケーション開発(オープン系SE・PG)とは、システム開発の中でも、オープンソースのソフトウェアを使ったシステムを担当し、Webシステムや業務システムを開発します。
オープンソースソフトウェアは、ソースコードが無償で公開されていて誰でも自由に商用にも使用でき、ユーザーシステムに合わせてカスタマイズできるのが特徴です。無償かつ自由度が高いため、システムインテグレーターで広く活用されています。
SEはユーザー企業のシステムに対する要件をヒアリングし、システムで実現する機能や動作条件を設計書として明文化し、ユーザーと合意を取ります。PGは、設計書をインプットとして、プログラムを作成します。この時に使われるプログラミング言語やWebサーバー、データベースがオープンソースソフトウェアになります。作成したプログラムはテストを行って品質の確証が採れたものを納品します。
必要な知識・スキル
アプリケーション開発(オープン系SE・PG)に必要なスキルは、コンピューター関係のテクニカルスキルです。システムの設計には、なぜコンピューターが動作するのか、なぜネットワークは繋がるのかといった知識が必要になります。OJTや資格試験の勉強を通して知識を身に付けられるので、必ずしも工学系出身者のみしか就けない職業というわけではなく、文系出身者も活躍しています。
プログラミングを行う場合には、プログラム言語のスキルは必須です。各言語の特徴が違っても一つの言語を習得すれば、文法や考え方が派生できます。日々新しい言語や実行環境が誕生しているので、新しい情報にキャッチアップする好奇心が大切です。
仕事の適正
アプリケーション開発(オープン系SE・PG)に必要な仕事の適正は、論理的思考能力のできる人です。複雑なシステムの起動条件や実行条件を整理して整合性のとれた結果が出力できるようにしなければなりません。条件を漏れなく重複なくするには論理的に考える力が要ります。ユーザー企業や社内説明向けに、論理的に話が展開できる資料を作れると納得感のある打ち合わせができます。
システム開発はスケジュール通りに進まなかったり、トラブルの発生はつきものです。そういった時でも最後まで自分の仕事を完遂できる根性や責任感のある人も必要とされます。
年収の目安
アプリケーション開発(オープン系SE・PG)の収入は、年収350万円から800万円程度が目安です。
マネジメントの立場になるにつれて給料がアップする傾向にあります。
転職お役立ちガイド編集部
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大変そうな仕事ですけど意外とあまりもらえないんですね。
まあ、どんな職種もそんなもんですけど