2016.09.29予備知識

理解しておきたい! 求人情報の読み方

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求人情報に書かれている用語を、あなたは正しく理解して読んでいますか?
なんとなく斜め読みして面接を受け、条件が合わず辞退するということになっては効率が悪いですよね。
転職するにあたって知っておきたい、求人情報の正しい読み方を紹介します。

雇用形態

同じような仕事でも、雇用形態によって働き方は違ってきます。
「正社員」は会社に待遇や身分が保証されており安定感がある分、拘束も多いもの。
「契約社員」は一定期間契約を結ぶ形態で、待遇などは会社によって違うので、しっかりと確認することが大切。
「派遣社員」は、派遣会社が雇用主となる形態ですが、場合によっては契約が途中で打ち切られる可能性もあるので注意が必要です。最近では、派遣社員として仕事をしながら正社員を目指せる「紹介予定派遣」も増えています。

勤務形態

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勤務の時間帯や、休日の制度についてもしっかり把握しておきましょう。
フレックスタイムとは、始業時間や就業時間が自由に選べるということ。
しかし、コアタイムという必ず勤務していなければならない時間がある場合がほとんどです。
また、求人情報に書かれる「週休2日制」と「完全週休2日制」は、まったく違うものです。週休2日制は、1ヵ月のうち最低1週間は2日休めるという意味で、完全週休2日制は、毎週2日休めるということです。

給与、待遇

求人情報の給与覧の額は、通常は「額面」であることが多いもの。
所得税、住民税、社会保険料などが差し引かれた額が手取り額として支給されます。
それから交通費の支給についても確認しておきましょう。
「交通費支給」と書かれていたら上限がある場合が多く「交通費全給」とある場合は交通費が全額支給されます。
また、「社会保険完備(社保完)」とは、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の4つを備えているということ。求人に社保完と書かれていない場合は、面接時などに制度について確認をすると良いでしょう。

企業が何を求めているか

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「急募」「欠員募集」「新規事業立ち上げ」「未経験者歓迎」「経験者優遇」。
求人情報にはいろいろな表現がありますが、これらの文言から、会社側がどんな人材を求めているのかを察することが必要です。
たとえば「急募」の場合、できるだけ早い就業を望まれているので、転職のタイミングが重要になってきます。
「経験者優遇」とある場合、未経験だからと諦めず、その分野に対して自分の能力や技術で何ができるかをアピールするのが良いでしょう。
企業がどんな人材を求めているかを軸に、効果的な自己PRができると良いですね。
求人を精読するにあたって大切なことは、きちんと理解をして読み解くこと。
入社してから「予定と違う」「こんなはずじゃ」とならないよう、きちんと確認しておきたいものです。

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転職お役立ちガイド編集部

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