回路・半導体・制御設計(電子機器、精密機器)の仕事内容と年収
回路・半導体・制御設計(電子機器、精密機器)、の仕事は商品の仕様に基づいて、その商品のあるべき動作を実現させる装置を製作することにあります。
回路設計などは、今はテレビから携帯電話、自動車などに搭載されており、これらの回路を作る仕事になります。
制御設計は、制御方法を決定し、ハードウェアは実装基板、ハーネスケーブルなどに電流を流すバーツを設計し、ソフトウエアは回路に乗せる制御ソフトをプログムでコーデイングするものです。ある程度完成すると、エンジニアと連携して3d-cadでシュミレーションや試作機のテストを行い、その性能を高めていく作業に入ります。
回路設計では、アナログとデジタルがありますし、更にアナログの中でも低周波・高周波があるので、高度な技術者を目指すには高周波回路を身に着けていると有利です。
必要な知識・スキル
回路・半導体・制御設計(電子機器、精密機器)、は特に資格というものがあるわけではありません。
しかし、専門学校や大学で電子工学や情報学を学んでいると基礎があるので良いでしょう。高校の進学時に理系学部を専攻しなければ、文系を選択した人が途中で方向転換するには難しいといえます。
プログラム言語は最低c言語の知識は欲しいところです。また、3d-cadの経験があればより有利になります。
職場においても育て方に違いはありますが、その人の能力に応じて仕事を与えて、知識と経験を積ませていくように教育をしていくものです。
仕事の適正
回路・半導体・制御設計(電子機器、精密機器)、に適している人は、一つのことに取り組んだら最後まで追及するタイプが向いています。転々と職を変える人は難しいといえます。これは人間関係においても同じことが言えます。
仕事は研究開発になるため辛抱強い人でなければ勤まりません。
また、一人で全てを担当するわけではありませんので、他の部門とのコミュニケーション能力が必要になります。作業において、前工程と後工程の進みぐあいや調整が不可欠になるのです。
子どものときから、プラモデルなどの細かい部品組み立てが好きだった人は適任だと言えるでしょう。
年収の目安
回路・半導体・制御設計(電子機器、精密機器)、の年収は経験によって違いがでてきます。
知識だけの入社であれば350万円くらでスタートし、平均すると600~800万円で上限では1000万円の人もおります。
転職お役立ちガイド編集部
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