ゲームプロデューサーの仕事内容と年収
まず、ゲームプロデューサーの主な仕事として、ゲームデザイナーやゲームプランナーとともに、企画段階でのコンセプトやテーマをきめます。
そのあとに、スタッフの選抜、予算・スケジュールの管理、宣伝販売の計画などを立てていきます。
この職業はまとめると企画職という職種に入ります。ゲームの開発のうちのどれかに特化するというよりは、それぞれの専門職たちの大まかな指南をしてくような立場です。たとえば、プログラミングや、グラフィック、サウンドなど、幅広い知識の進歩や発展についていく必要があり、仕事をしながら、常に自らが成長できる職業でもあります。
また、プロデューサーという立場は、ゲーム開発関係の職種においては、最高ランクの位置づけであります。まずはゲームクリエイターやプランナーから徐々にディレクターへと上がっていくもので、長い経験をつまなければ、なることのできない職業です。
必要な知識・スキル
ゲームプロデューサーとして、必要となってくる知識やスキルが、まず人を見抜く力になります。この人はこのゲーム開発がむいているだとか、この作業に適任だとか、人選的な分野になります。
次に、カリスマ性というか、人を動かすことのできる力です。多くを指示していく立場にありますので、みんながある程度いうことを聞いてくれなければ、ゲーム開発は進まない仕事でもあります。
そして最も大事だといえるのが、他人に、自分の考えや信念を上手に効率よく伝えられる力です。ゲーム制作は時間との戦いとなってくる場合も多いので、自分のやりたいことをいかに効率よく人に伝えて、スムーズに作業が進められるかということがとても大切なのです。
仕事の適正
ゲームプロデューサーとして適任であるという人のタイプは、二通りあります。
一つ目は、既存のゲームを徹底解析し、そのなかの良かった点、ダメだった点を見つけ、それらを踏まえることで、さらによりよいゲームを作っていける、論理的思考の方です。
二つ目は、いままでになかったような誰もがあっとい驚く考えが、日ごろから生まれてくるようなタイプの人です。ものごとを違う視点からとらえたり、まったく異なった発想ができる人がこのタイプになります。
しかし、ゲームプロデューサーとして、このどちらのタイプの方にも当てはまるべきポイントは、何よりゲームを愛しているということです。本当に楽しいゲームのプロデュースをするには、まず何より、ゲームに対する情熱がなくてはいけないのです。
年収の目安
年齢は30代から、500~700万と比較的余裕のある年収を得ることが出来ます。
ですが、ゲームプロデューサーという立場がゲーム関発関係の職種の中で最もランクが高いと言えるので、これ以上の大幅な年収の増加の望みは少ないとも言えるでしょう。
転職お役立ちガイド編集部
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