ファッションプランナーの仕事内容と年収
「ファッションプランナー」の仕事は、消費者のニーズ・市場の調査や分析など、様々な情報から商品の企画を立てることです。
新商品をプロデュースするにあたっては、市場調査に加え、ファッション関連のイベントや展示会などにも参加して情報の収集・細かな分析を重ねた上で、後々のトレンドや顧客ニーズなどといった要素をプラスし、企画から製造までを行います。製造する量やコストなども考慮しなければなりません。この様にトータルで管理を行う仕事であるため、様々な部署(デザイン・パターン、営業や販売など)との連携や調整が必要となります。やさしい仕事内容であるとは決して言えませんが、自分が立てたプランに対しての結果が分かりやすく、大きなやり甲斐を感じられます。
ファッションプランナーの主な勤務先は、アパレルメーカー、自社ブランドのショップ、個人のブティックなどです。
必要な知識・スキル
ファッションプランナーとして働く上で必要となる資格などは特にありませんが、ファッション業界の知識は勿論のこと、その他にも幅広い知識が求められます。そのため、服飾の専門学校や大学の服飾系の学科などでデザイン・制作技術や知識などを学んでいれば仕事の上でも役立ちます。
就職時に有利になるスキルは、ファッション業界で仕事をする上で必要となる基本的な知識、市場を見通した上で立案できる能力に関連するファッションビジネスの検定や、販売の現場で実践できる知識・技術の総合的な能力検定などの資格を持っていることです。
仕事の適正
ファッションプランナーに向いているのは、絶えず流行を敏感にキャッチし、ハイレベルなファッション感覚を持っているという人です。日頃から最先端のショップを回って調査し、最新の情報を得るということも欠かせません。
アパレルが好きで、ファッションに関することに興味があるというのは勿論のこと、物作りを心から楽しめるかどうかも大きな要素です。
洋服や物作りが的確なデータを基にして開発する商品のコンセプトや方向性などを作り出していくため、情報収集の能力も重要であることから、好奇心旺盛で感性豊かなタイプが適任です。
年収の目安
ファッションプランナーの年収は就職先によってそれぞれ異なります。中には時給800円代からのスタートとなることもあります。
一般的なアパレルメーカーに勤務する場合の収入の目安は、初任給で月に約23万円前後です。
転職お役立ちガイド編集部
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