Webディレクターの仕事内容と年収

webディレクターとはwebサイトを作成する際に各スタッフをまとめ上げ、それぞれに指示を与える仕事のことです。webサイト作成には、デザイナー、プログラマ、コーディネーターと様々なスタッフがいます。しかし、それぞれがバラバラに仕事をしていたのでは完成度の高いwebサイトを作ることは不可能です。webディレクターは全体の意思を統一し、みんなが同じ方向を向いて、仕事をするように心を砕かなければなりません。
また、クライアントの要望を聞き、それをいかに具体的な形にするかを考えるのも大事な仕事です。さらには、納期を確認してスケジュール管理も行わなくてはなりません。
そして時には、広報活動にも積極的に参加し、外部からの取材に応じるケースもあります。現場の管理、監督が主な仕事ですが、場合によってはプロジェクトのプランナーを兼ねることもあるのです。

必要な知識・スキル

webディレクターはよほど小規模なプロジェクトでもなければ、直接プログラミングを行うことはありません。しかし、スタッフに適切な指示を出すためにはプログラム言語に関する幅広い知識は必須です。
さらに、デザイン、コーティング、ライティング、音楽や映像の編集についてはひと通り知っておく必要があります。
本格的な作業をするための専門知識は各スタッフが持っていればいいのですが、ちょっとした修正のレベルであれば自分でもできるぐらいのスキルがあれば何かと便利です。つまり、webディレクターを目指すのであれば浅く広い学習を積んでいく必要があるのです。

仕事の適正

webディレクターに最も求められるのはコミュニケーション能力です。クライアントの要望を汲み取った上で、それを部下に適切に伝えないといけないのですからこの能力は欠かせません。
また逆に、こちらからクライアントに商材について説明することもあるのでプレゼンテーション能力も必要です。過度に専門用語を並べずに、自分たちが開発しているものがいかに魅力的であるかを相手に納得させる力が問われます。
そして、その能力を培うためには常日頃からの学習意欲がものをいいます。常に学ぼうとする姿勢が、確かな知識を蓄積し、その結果として言葉に説得力を持たせることが出来るのです。

年収の目安

webディレクターの年収は平均で400万円台後半ですが、20代の若手では400万円弱といったところです。
それが年齢を重ねると徐々に上がっていき、30代では500万円弱、40代では550万円前後となっています。

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

転職お役立ちガイド編集部

多くの方に目的達成できる転職をしていただくために、転職に役立つ情報を発信していきます。

最新記事 by 転職お役立ちガイド編集部 (全て見る)

• 定年後の仕事と働き方について - 2017年5月12日
• 中高年の転職、失敗の原因と対策 - 2017年4月14日
• 面接の受付でのマナーどんなことに注意するべき？ - 2017年3月21日