2016.05.12職種の紹介

Webプロデューサーの仕事内容と年収

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webディレクターが現場監督とするならWebプロデューサーはもっと広い視点からプロジェクト全体を敷衍する統括責任者です。
まず、クライアントから要望を聞き、具体的な制作内容について話し合います。そして、それに基づいて情報収集や分析を行い、企画を立ち上げて納期や予算組を考えるのが仕事の第1段階です。それから、開発スタッフのメンバー選びや外注先の選定を行い、プロジェクトをスタートさせます。その後も、進捗状況をチェックし、何か問題があれば対策を考え、プロジェクト全体のかじ取りをしていくのが主な役割です。
直接、現場の仕事にタッチすることはなく、技術屋というよりも経営者的な視点で仕事をコントロールしていきます。
ただ、こうした役職はある程度規模の大きな企業に多くみられ、中小企業ではwebディレクターがプロデューサー的役割を兼ねているところが少なくありません。

必要な知識・スキル

Webプロデューサーは人の間に立って折衝を行うのが主な仕事なので、専門的知識よりも豊富な営業経験が重視されることがあります。また、企業の利益ついても直接関与する立場なので、経理にはある程度通じていた方がいいでしょう。
必須となる資格は特にありませんが、webや業界に対する基本的な知識は必要となります。
プロデューサーに求められるのはプログラマやシステムエンジニアのような特化した能力ではなく、幅広い総合力です。新人がいきなりこなせる仕事ではなく、長年にわたる情報収集や人脈づくりの積み重ねが成功の鍵を握ります。

仕事の適正

自然と相手から好かれるような、にじみ出る人柄の良さが備わっている人はWebプロデューサーに向いていると言えるでしょう。しかし、単に人が良いだけでも駄目で、臆することなく相手に意見を言える積極性を備えていなければなりません。
さらに、プロジェクト全体を統括するわけですから責任感の強い人でないと務まらないでしょう。その上、何か起きた時には迅速に行動する決断力も必要となってきます。要は人としての総合力が問われる仕事と言えます。無論、そんな完璧な人間はなかなかいません。しかし、Webプロデューサーを目指すのであれば、それに近付けるように自分を磨く努力こそが大切です。

年収の目安

Webプロデューサーの平均年収は、20代で400万円前後、30代で500万円前後です。
ただし、大型プロジェクトを指揮するような立場になると年収1千万円を超えることも少なくありません。

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