保育士に必要な資格や仕事内容は?お仕事紹介
保育士は小さい子どもと関わる仕事で、子ども好きの方は憧れる職業なのではないでしょうか。子どもの成長を見守れることでやりがいのある仕事です。これから仕事に就こうとしていて保育士に興味がある方は、実際の保育士の仕事内容やなるための資格などを知りたいことでしょう。
そこで保育士の仕事内容や資格をご紹介します。
保育士の仕事内容
以下に保育士が保育所にいる子どもとの関わりのなかで、任された仕事の主要なものを挙げました。
生活習慣を習得させる
・食事のマナー
・排泄の仕方
・手洗いなどの衛生面
・衣類の着脱
・睡眠での休養
こうした生活習慣を身に付けさせることです。
身の回りの世話をする
保育士は保育所での生活のなかで子どもの健康状態や行動に気を配ります。そして安全に配慮し異常なく過ごせているかを見ていきます。子どもが何を求めているのか見抜くことも大切で、声かけなどで子どもの気持ちを推し量れるようにしたいです。
集団生活のなかで社会性を養わせる
子どもにとって保育所は社会生活の第一歩となる場所で、同世代の子ども同士での関わり合いに慣れさせる目的もあります。遊びや集団での行動を通して、コミュニケーションの取り方や社会性を身に付けさせるようにします。
遊ぶことで心身の発達を促す
子どもは遊びを通して健やかな成長が期待できるものです。遊びのルールや面白さを考えさせることで、思考力や協調性が育まれます。保育士は率先して遊びを促したり、ときには自発的に遊べるような環境を整えたりして、子どもの好奇心を刺激することが求められます。
保護者へのアドバイス
保育園での生活のなかで、子どもに関する気付いたことを保護者に報告する仕事です。主に連絡帳などを通して行います。
保育士の資格
保育士になるためには保育士資格を取得することが必要です。保育士資格は国家資格に当たります。保育士資格を取得する方法は以下の2通りです。
保育士養成施設で資格を取得する
・保育士養成校の4年制大学
・保育士養成校の短期大学
・保育士養成校の専門学校
・保育士養成校の通信制学校
のいずれかを卒業することで保育士資格が取得できます。
保育士試験を受けて合格する
受験資格は学部学科関係なく大学や短大、専門学校卒業などです。これ以外にも条件により受験可能な場合があります。年齢制限はありません。試験内容は筆記試験や実技試験です。
こんな働き方もある
病院や企業などの事業所内保育所というものがあります。企業のビルのなかにあり、その企業に勤める社員の子どもが通う保育所です。残業がなく既存の保育所よりもイベント事などが小規模で、仕事の負担が少ないものです。
事業内保育所はワークライフバランスが確立できるというのがメリットです。こうした保育所への転職支援サービスをしている会社があります。保育士で働く上で、職場の視野を広げられることにもなるでしょう。
子どもと触れ合えて成長が見届けられる保育士の仕事は、大変やりがいのある仕事です。やる気さえあれば年齢に関係なく、試験を受けて合格すればなれる仕事でもあります。
女性の社会進出により保育所に子どもを預ける家庭も増えていくなかで、今後も保育士のニーズは高まっていくことでしょう。
転職お役立ちガイド編集部
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保育士の給料は認可か無認可でかなり差がある。
あと、公立の保育士は公務員だから高い。
こりゃ、低賃金の保育士さんはやってられんだろな〜