2016.10.04履歴書の書き方

「会ってみたい」と思わせる！　魅力的な自己PRの書き方

自己PRをどう書くかは、転職活動ではとても重要になるところです。
せっかくアピールすべきことがあっても、ありきたりに書いて企業側に流し読みされてしまっては意味がありません。
自分の強みを効果的に表現できる、魅力的な自己PRを作成するポイントをご紹介します。

キャリアを伝える

これまでにどんなことをやってきたかは、転職するにあたっての重要なアピール事項です。

まず、前職はどのような業界なのか、どのような業務を担当したかを簡潔に伝えます。
次に、業務において出した成果や実績について論じましょう。
どんな工夫をしたのか、どのような成果を得たのかを前面に押し出して伝えると良いですね。

ポイントは、企業との「マッチング」を意識すること。
そのキャリアが今後どのように役立つのかを、冗長にならないよう気をつけながらアピールしましょう。

スキルや資格を伝える

スキルのアピールは重要ですが、ただ持っている資格を挙げるだけでは伝わりにくいものです。
何のためにその資格を取ったのかや、その資格を得るまでの背景を説明しましょう。
同じ資格やスキルを持っている他の人と比較し、誰にも負けないポイントなどをアピールするのも良いですね。
また、現在勉強中のものがあれば、積極的に説明しましょう。
そうすることで「目的のために意欲的に努力ができる人」というイメージを与えることができます。

人間性を伝える

自分がどんな人間なのかについてのアピールも大切です。
ただし、単なる自己紹介や、自分語りの長編小説になってしまう場合があるので注意が必要。
ここでは自分の生い立ちを説明しても仕方ありません。
たとえばポリシーや特技、性格、興味など、自分を売り込めるような強みにポイントを絞ってアピールしましょう。
そのアピールポイントから、ポジティブなイメージややる気を効果的に伝えたいものです。

自己PRを書く際の注意点

企業に対し、自分の魅力を簡潔かつ効果的に売り込むのが自己PRの目的。
まずは企業が求めている人材がどのようなものかを、求人内容から読み取りましょう。
そして、自己PRにはなるべく具体的な言葉を使いましょう。
「社交性」「好奇心」「協調性」などは一見ポジティブに見えますが、抽象的で意図が伝わりにくいワードなので要注意。
また、ただの事実の羅列や、ありがちな言葉を集めただけの自己PRは相手の心に響きません。

しかし、ありきたりなPRが印象に残りにくいからといって、奇をてらいすぎるのも考えもの。他の応募者との差別化をはかりながら、具体的かつ分かりやすい言葉で自分の魅力をアピールすることが大切です。

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